こどもたちの生活
仙台天使園では6つのユニットで構成する本体施設と4つのグループホームを運営しており、子どもたちは家庭的な環境のなかで安心して生活を送っています。
子どもたちは地域の幼稚園・小学校・中学校へ通っており、高校は子どもたちの希望、学力、特性に合わせて選択しています。高校
卒業後、大学や専門学校に進学する子どももいます。
本園(小規模グループケア)
1つのユニットが6人定員で家庭的な養育を目指しています。ユニットには子どもたちの居室、リビング、ダイニング、キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの設備が整っています。
グループホーム(地域小規模児童養護施設)
一般住宅をお借りして、地域にとけこみ生活しています。定員は6名で、専任の職員と共に生活をしています。
一日の生活の流れ
-
6:30
起床、洗面
おはよう!みんななかなか起きられません…
-
7:00 ~ 8:00
朝食、朝の祈り、登園、登校
一日の始まり、朝食を食べて元気に行ってきます。
-
9:00 ~ 12:00
自由
未就園児は園内での活動やお散歩に行きます。
-
12:00 ~ 13:00
昼食
-
13:00 ~ 15:00
自由
未就園児はお昼寝の時間です。
-
15:00 ~ 17:00
帰宅、おやつ、学習、自由時間
夕食前に宿題・勉強をがんばっています。
-
17:00 ~ 17:15
掃除
ゴミを出したり、玄関や廊下などの共有スペースを掃除します。
-
17:30 ~ 18:30
夕食、夕の祈り
天使園のご飯はとてもおいしいよ。
-
18:30 ~
入浴、学習、余暇時間
余暇時間はTV視聴、パソコン、読書などそれぞれに過ごしております。
-
19:30 ~ 22:00
就寝(消灯)21:00
幼児 19時30分
小学生(低学年) 20時00分
小学生(高学年) 20時30分
中学・高校生 22時00分
明日に向けて…お休みなさい。
お祈り
仙台天使園では、キリスト教的世界観、人間観を土台として、祈り、感謝できる子どもの成長を願っています。お祈りを通してキリスト教的世界観に触れる機会を提供しています。
食事
本体施設では栄養士が子どもたちの健康、栄養バランスを考えた献立を立て、調理員が調理し提供しております。グループホームでは担当の職員が子どもたちの健康、栄養バランスに配慮して調理、提供しています。
支援内容
生活支援
保育士、児童指導員等が子どもたちの基本的生活習慣の確立と自己肯定感の充足をはかると共に将来社会生活を営むために必要な年齢、発達に応じた生活全般における養育支援を行っています。子どもたちに寄り添い、健やかな成長を支援しています。
心理療法
心理的な支援が必要な子どもたちに心理療法担当職員が遊戯療法やカウンセリングなどの心理療法を通して心理的課題に向き合う支援を行っています。また、心理面から子どもと関わる職員への助言も行っています。
家庭支援
子どもとその保護者などへの支援を通じて、親子関係の再構築を図り、子どもの家庭復帰などを支援します。
自立支援
施設から自立していく子どもの進学、就職などの自立に向けた支援と退所後の相談や支援を行っています。
里親支援
児童相談所の里親担当職員などと連携して里親委託の推進、支援を行います。里親の新規開拓や、里親向けの研修、アフターケアとしての相談対応も行っています。
栄養士
子どもたちの身体の状況や栄養状態等に応じて、おいしく栄養バランスのとれた献立や食事を提供し、調理員や保育士・児童指導員等と連携して、子どもたちの健やかな成長を支援します。